私の感覚

  • 恋人も恋人にしようとも思わない行きずりの人々も、みんな同じ所で出会っていて等しく愚かだ。私自身もその例外ではない。彼らに束縛されることも彼らを束縛することもできない。それでもその中で敢えて特別に私を選んだであろう恋人を私は特別として一生見ていくつもりだったのだけれど、それと釣り生活は両立しないらしい。釣りといえばこの週末一緒に本当に磯釣りに出かける筈だったのだけれど今そんな事を持ち出したら本当に怒り出すのではないだろうか。今だって怒るというか惑い悲しんでいるのだろうと思うけれど。私が弁明したり謝る事に意味があるのか、と言ってしまったらそれはただの言い訳の一つにもならない開き直り。許されませんか。